2012年8月12日日曜日

南桂子展*つながってる

先日、ミュゼ・浜口陽三の‘南桂子展 船の旅’を観て来た。
南さんの版画はとても静か、そしてシンプルでいて何かを語りかけてくる。
1911年生まれ、43歳で浜口氏の待つパリに渡り、
71歳でパリからサンフランシスコに行き、85歳で帰国。
その後2004年93歳で亡くなった。
あ~、すごいな~、年齢なんて関係ないんだなって。
南さんの版画は近くでよく見ると、とても細かい。まるでひと針、ひと針、丁寧にステッチしてるみたい。
すごくかっこいい女性だったんだろう、と写真を見ながら想像してみた。
もともと浜口氏の版画にどこか惹かれていたので、この二人の関係が嬉しかった。
今日、たまたまイラストレーターのうえだ幸平さんのHPを見てたら、
なんと南桂子さんが好きとのことで、またまた嬉しくなった。
二人とも、余計なものがない・・・だから伝わるのかもしれない。
うえだ幸平さんは、’筋トレ’の石井ゆかりさんの‘星栞’のイラストで知った。
ほんとうに素敵な絵を描く。男性なんだ~って最初は思ったぐらい。
ページを見ているだけで、心が・・・・どこか別の世界というか、
別の次元に飛んでいってしまうような感覚。
 
南桂子さんの版画の世界もそんな感じ・・・・
この日はなんだか満たされた一日でした。
 
*ミュゼ・浜口陽三
http://www..yamasa.com/musee  

うえだ幸平
www.k5.dion.ne.jp/~kohei/

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